生前整理で片付けるものは?断捨離のコツを徹底解説
生前整理で片付けるものは?断捨離のコツを徹底解説
生前整理とは「今後の生活(将来)や相続のことを考えて私物・財産などを処分・仕分け・整理すること」です。
遺品整理は物や財産の所有者の死後に行われます。
対して生前整理は「退職をひとつの節目に、断捨離しよう」など、所有者の生前に行われるところが特徴です。
生前整理では具体的にどのような物を仕分け・整理・処分するのでしょう。
人生の節目に断捨離を成功させるコツについても解説します。
■生前整理で片付けるもの
生前整理で片付けるものには特にルールはありません。
今後の生活をより良くするため。家族や相続人の遺品整理の負担を軽くするため。
このような視点で整理するものを決めると良いでしょう。
具体的には次のような私物、財産を断捨離する方が多いと言えるでしょう。
・書籍や家電
・趣味で集めたもの
・場所を取っている家具や楽器
・家や土地、収益物件などの不動産
・美術品や骨とう品
・銀行の不要な口座や有価証券
・もう着ない服や着物、使わない宝飾品 など
このように、財産から生活に使っている物、使っていない物、趣味の物などが生前整理による断捨離の対象になります。
ただ、生前整理の対象には特にルールはありませんから、この中の一部の物だけを断捨離することも可能です。
たとえば、書籍がたくさんあるとします。
このままでは今後新しく購入した書籍を置く場所がありません。
亡くなったときに家族が遺品整理で苦労することでしょう。
まずは書籍を断捨離するというかたちで生前整理することも可能になっています。
■生前整理で断捨離するコツ
生前整理で上手く断捨離するためには2つのコツがあります。
・生前整理の目的を考えて行う
生前整理は「相続をしやすくする」「遺品整理の負担を軽減する」「今後の生活をより良くする」などの目的でよく行われます。
どの目的を中心に据えるか考えて行うことがコツです。
目的によって断捨離する対象の物や、生前整理の方向性が変わってくるからです。
・断捨離する物の範囲をよく考えておく
生前整理で片付けの対象にする物にルールはありません。
したがって、どのような物を断捨離するかをよく考えておく必要があります。
物が多いときにいきなり「すべて生前整理する」と作業をはじめてしまうと、作業途中で「自分ではできそうにない」と投げ出してしまう可能性があるからです。
生前整理する物が多い場合や範囲が広い場合は、専門業者に相談することもコツになります。
■最後に
生前整理では私物や趣味の物、財産などを「今後のため」「より良い相続のため」で断捨離する作業です。
生前整理は個人でも行えますが、ご自身だけで対処すると時間や労力の問題で諦めてしまうケースも少なくありません。
生前整理で無理なく効率的に断捨離するためにも、専門業者に依頼してはいかがでしょう。
当社は札幌市・石狩市・小樽市など北海道全域に対応している専門業者です。
北海道で生前整理・遺品整理・老前整理・ゴミ屋敷の片付け・断捨離などを検討しているなら、ぜひ当社・ワイエスデイにお任せください。