すぐにできる！生前整理の進め方｜遺品整理や老前整理との違いも解説

遺品整理をしたいと思っていても「まず何から始めるべきか」「どのように進めるべきか」で悩む方は少なくありません。

この記事では生前整理を始めたい方に進め方や老前整理との違いなどを解説します。

■生前整理の進め方とは？

生前整理とは「人生のあるタイミングで私物や財産などを整理・処分すること」です。

自身の私物や財産を仕分けし、不要なものは処分・売却します。

加えて必要なものはあらためて管理しやすいように整理します。

これが生前整理です。

生前整理をしておくことで遺品整理がしやすくなり、今後の私物や財産の管理もしやすくなるというメリットがあります。

生前整理を行いたい場合、進め方は次の通りです。

1.まずは私物や財産を確認する

2.必要な物と不要な物を仕分けする

3.預金や不動産、有価証券などは目録としてまとめる

4.不用品を処分あるいは売却する

5.取っておく物（必要な物）を整理し直す

生前整理では財産も処分・売却することがあります。

ただ、自分の私物・財産をすべて生前整理の対象にしなければならないわけではありません。

自宅の部屋にある私物だけを生前整理することも可能です。

また、不動産や有価証券などの財産のみ生前整理することも可能になっています。

生前整理にルールはないので、自分の「整理したい物」をしっかり整理できれば特に問題ありません。

生前整理の基本的な流れについてもご紹介しましたが、この流れもあくまで一例でしかありません。

基本的な始め方は私物や財産のチェックですが、私物や財産を把握している場合はいきなり仕分けからスタートしても特に問題ないのです。

■生前整理・遺品整理・老前整理の違い

私物の整理には生前整理の他に遺品整理や老前整理などがあります。

生前整理と他の整理作業は何が違うのでしょうか。

・生前整理と遺品整理の違い

生前整理は生前のいずれかのタイミングで行います。タイミングについては特に決まりはありません。

退職のタイミングで行う方もいますし、遺言書の作成に合わせて行う方もいます。

遺品整理は亡くなった方の私物（遺品）の整理です。

遺品整理は遺族や相続人などが行います。

・生前整理と老前整理の違い

老前整理とは、老後（高齢）になる前に行う私物などの整理になります。

高齢になると年齢や体調のせいで物の整理や処分が難しくなります。

物を放置しておくと遺品整理のときに手間も時間も、そして労力もかかってしまうのです。

自分の今後（老後）のことを考えて老後（高齢）になる前に行うのが老前整理になります。

生前整理は老前に行うこともあります。

老前に行う場合は老前整理と生前整理はほぼ同じ意味です。

■最後に

生前整理の流れや遺品整理などとの違いについて説明しました。

生前整理の流れで悩んでいる方は専門業者である当社へぜひご相談ください。

状況に合った進め方や始め方を生前整理のプロが提案いたします。

生前整理・遺品整理・ゴミ屋敷の片付けのことならワイエスデイにお任せください。