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遺品整理はいつから始めるべきか|時期の目安と、急ぐ必要があるケース
2026.10.30遺品整理をいつ始めるべきか。これに決まりはありません。気持ちの整理がつくまで待っても構いませんし、ご家族が集まれる日に合わせても構いません。
ただし、時期を選べないケースが3つあります。賃貸物件の明け渡し、相続放棄の検討、ご家族が遠方にお住まいの場合です。
この記事では、札幌市とその近郊で遺品整理を手がける株式会社ワイエスディが、時期の決め方と注意点を整理します。
遺品整理に決まった時期はある?
法律上の期限はありません。四十九日の後に始める方が多いというのが実際のところです。
四十九日が一つの目安とされるのは、次のような事情が重なるためです。
- 法要でご親族が集まるため、遺品の扱いを相談しやすい
- 葬儀直後の慌ただしさが一段落している
- 形見分けの話をする機会になる
一方で、「気持ちが追いつかない」という理由で、半年、一年と先延ばしにされる方もいらっしゃいます。それ自体に問題はありません。
当社のご相談でも、お亡くなりになってすぐの方から、数年が経ってからの方まで幅があります。ご家族のペースで進めていただいて構いません。
急いだほうがいいのはどんなとき?
期限が外から決まっているケースです。主に3つあります。
1. 賃貸物件に住んでいた場合
退去日までに明け渡す必要があります。家賃は部屋を明け渡すまで発生し続けるため、先延ばしにするほど負担が増えます。
当社にも「葬儀後、至急でお部屋・借家を明け渡さなければならない」というご相談が多く寄せられます。この場合、整理と搬出、清掃までを限られた日数で終える段取りが必要です。
2. 相続放棄を検討している場合
これは特に注意が必要です。 詳しくは次の章で解説します。
3. ご家族が遠方にお住まいの場合
札幌を離れて暮らすご家族が、何度も往復するのは現実的ではありません。来られる日程に合わせて作業を組むか、立ち会いなしで進めるかを早めに決めたほうがスムーズです。
当社では、鍵をお預かりして作業を進め、作業前後を写真と動画でご報告する形に対応しています。

遺品整理を始める前に確認する順番
相続放棄を考えているなら、遺品に手をつけてよい?
手をつけないでください。相続を承認したとみなされる可能性があります。
民法には、相続人が相続財産を処分した場合、単純承認をしたものとみなされるという定めがあります。単純承認とは、プラスの財産もマイナスの財産もすべて引き継ぐという意思表示です。
つまり、故人に借金があった場合、遺品を処分したことで、その借金も引き継ぐことになりかねません。
判断に迷う場面は実際に多くあります。
- 形見として時計を1つ持ち帰った
- 家電をリサイクルショップで売った
- 部屋を片付けて不用品をまとめて処分した
これらが「処分」にあたるかどうかは、品物の価値や状況によって判断が分かれます。当社は法律の専門家ではありません。自己判断せず、司法書士や弁護士、または管轄の家庭裁判所に先にご確認ください。
相続放棄の手続き
相続放棄は、家庭裁判所への申述が必要です。要点は次のとおりです。
- 期限:自分のために相続が始まったことを知った時から3か月以内
- 申述先:被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所
- 費用:収入印紙800円(申述人1人につき)と連絡用の郵便切手
- 必要書類:相続放棄の申述書、被相続人の住民票除票または戸籍附票、申述人の戸籍謄本など
3か月以内に財産を調査しても判断できない場合は、期間の伸長を申し立てられることがあります。
遺品整理を始めるのは、相続放棄をするかどうかを決めてからです。 順番を逆にすると取り返しがつきません。
先に何から手をつければいい?
探すものを決めてから、部屋に入ってください。
いきなり片付け始めると、必要な書類が紛れて出てこなくなります。優先して探すのは次のものです。
- 預金通帳、印鑑、キャッシュカード
- 権利書、保険証券、年金手帳
- 賃貸借契約書(賃貸物件の場合)
- 遺言書、エンディングノート
- 借入の明細、クレジットカードの利用明細
賃貸物件で孤独死があった場合、故人が入居時に加入していた火災保険が使えることがあります。当社では、管理会社を通じて保険の内容を取り寄せ、残置物処理と特殊清掃の費用をその保険でまかなえた事例があります。契約書類は早い段階で探しておいてください。
当社にご依頼いただく場合も、探してほしい品を事前にお伝えいただければ、確認しながら整理を進めます。ご指示がなくても、作業中に出てきた貴重品はその都度お渡しします。
家族で意見が分かれたらどうする?
作業日を決める前に、残すものの範囲だけ先に合わせてください。
ご相談のなかで意外と多いのが、ご家族のあいだで進め方がそろわないケースです。「すぐに片付けたい」という方と「まだ早い」という方がいると、日程が決まらないまま時間だけが過ぎていきます。
折り合いをつけやすいのは、次の順番です。
- 退去日など、動かせない期限があるかを確認する(あるなら、そこが基準になります)
- 残すものを決める(写真、位牌、手紙など。品目でざっくり決めれば十分です)
- 判断に迷うものは「供養する」という選択肢を残す
- そのうえで作業日を決める
全部を一度に決めようとすると、話がまとまりません。残すものだけ先に合意しておけば、残りは作業当日に進められます。
当社では、整理の途中で出てきた品についても、その場でご相談いただける体制を取っています。お焚き上げ供養にも対応しているため、「決めきれないもの」を抱えたまま作業を始めていただいて構いません。
業者に頼むタイミングは?
退去日から逆算して、2週間から1か月前のご相談が最も動きやすい時期です。
余裕があると、次のことができます。
- 複数社から見積もりを取り、金額と作業範囲を比べられる
- 買取の査定を受け、費用との差し引きを確認できる
- 保険の内容を管理会社や保険会社に照会できる
- 自分で運べるものと業者に頼むものを分けられる
逆に、明日が退去日という状況では選択肢がほとんどありません。急ぐほど費用は上がりやすくなります。
当社は年中無休で見積もりの予約を24時間受け付けています。急ぎの状況でも、当日15時までのご連絡であれば、作業の空き状況によって即日で伺える場合があります。
▶関連記事:「札幌の遺品整理|費用相場・作業の流れ・業者の選び方」
よくある質問
四十九日より前に始めてもいいですか
問題ありません。賃貸物件の明け渡しが迫っている場合など、事情に応じて進めていただいて構いません。
何年も経ってからでも依頼できますか
できます。数年が経ってからのご相談も多くいただいています。年数が経っているからといって作業内容が大きく変わることはありません。
相続放棄をするか決まっていません。どうすればいいですか
遺品に手をつける前に、司法書士や弁護士にご相談ください。判断がつくまで、当社から作業をお勧めすることはありません。
仕分けだけ自分でやることはできますか
できます。仕分けまでをご家族で行い、搬出と処分だけをご依頼いただく分担も可能です。費用を抑えたい場合に適しています。
遠方からでも依頼できますか
対応しています。鍵をお預かりして作業し、作業前後を写真と動画でご報告します。北海道外にお住まいのご家族からのご相談も多くいただいています。
札幌の遺品整理は株式会社ワイエスディへ
対応エリア:札幌市全区(中央区・北区・東区・白石区・豊平区・南区・西区・厚別区・手稲区・清田区)、石狩市、小樽市、江別市、当別町、北広島市、恵庭市、千歳市、岩見沢市
2010年の設立から、札幌とその近郊で遺品整理・生前整理・特殊清掃を手がけてきました。無理に判断を急がせることはせず、ご家族のペースに合わせて進めることを心がけています。
見積もりは無料です。LINEでのお問い合わせが最もスムーズです。
株式会社ワイエスディ
- 所在地:〒061-3202 北海道石狩市花川南2条4丁目237-1 ステッピングストーンビル1F
- 電話:0120-011-530(フリーダイヤル)/0133-62-5258
- 受付時間:8:00〜21:00(年中無休・見積もり予約は24時間受付)
- 公式サイト:https://huyouhinn-sapporo.com/
監修:代表取締役社長 岡本 浩(遺品整理士・古物商)
参考・出典
- 裁判所「相続の放棄の申述」 https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_13/index.html
- 国土交通省「残置物の処理等に関するモデル契約条項を策定しました」 https://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000145.html
- 株式会社ワイエスディ「遺品整理」 https://huyouhinn-sapporo.com/sorting-out-belongings/